| 毒草名 |
ナツトウダイ、夏燈明台、狼毒草 |
| 学 名 |
Euphorbia sieboldiana MORR. et DECNE. |
| 特 性 |
トウダイグサ科 トウダイグサ属、多年草 |
| 花 期 |
4〜5月 |
| 毒部位 |
全草、汁液、葉 |
| 成 分 |
ユーフォルビン(Euphorbine)、タンニン(Tannin) |
| 症 状 |
皮膚炎、嘔吐、下痢、痙攣 |

| <答え>トウダイグサの仲間の中で春の山にいち早く咲くので「初(ハツ)トウダイ」が訛ったということで、「夏」のことではなかったのでした........。ちょっと反則ですね。 |

| U字型の4個くっ付いているのは「腺体」といってここから甘い蜜を出します。真ん中の球状のものは「子房」で、いずれ熟して実となります。 |


5-2-2と幾何学模様に葉を付ける小気味よさです。

≪MEMO≫
・漢方薬草:甘遂(カンスイ)=腹痛・腫瘍・利尿。[下薬]
・根は狼除けになる。
・チベットの歴史文書に使われている紙はナツトウダイの根から造られているため、虫やネズミにも食い荒らされることがなく、貴重な歴史資料としての役割を果たしている。 |
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